内蔵HDDをCF-IDE変換アダプタでコンパクトフラッシュに交換してみた☆『PC-9821Cx 再構築プロジェクト Vol.3』

PC-9821Cx 再構築プロジェクト Vol.3 HDDをCFに交換 PC-9821Cx

PC-9821Cx 再構築プロジェクトです。前回の記事で書いたパーツが全て揃ったので、いよいよ作業に入っていくことにしました。

今回は、現在内蔵されているハードディスクを、手軽にスピードアップできて予備も複数準備可能なコンパクトフラッシュに交換します。

今さら IDEタイプのハードディスクは遅いだけだし、それ以前にこの98対応のHDDはほぼ手に入らないので、CFへの交換は 98本体購入時から既に計画していました。

ではでは、意外と呆気なく終わってしまった交換作業のスタートです。


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まずは内蔵HDDを取り外す

ハードディスクを外す前の状態

固定ディスク(ハードディスクのこと。あえてPC-98表記しました♪)をコンパクトフラッシュに変更するには、現在内蔵されている固定ディスクを取り外す必要があります。

フロントパネルを取り外せば、CD-ROMドライブの真下に固定ディスクがあるのが見えます。

こちらも綿埃がたっぷり付着しておりますなぁ? まあ、取り外してからきれいにしますか。

まずはマザーボードに差し込まれている IDEケーブルを外し、その隣にある電源ケーブルも外しておきます。

次に、固定ディスクを収めているボックスを固定しているネジを外します。上写真の左右端に見えている銀色の大きなネジですよ。

そのネジを外したら、ボックスを手前に引き出すだけで簡単に取り出せます。固定ディスクの交換とメモリの増設はとてもやりやすい機種ですね~♪

取り外したハードディスク

で、本体から取り外された固定ディスクがこちら。本体もケーブルも埃を被っていて、長いこと動かずに CanBe君の中へ収まって働いていたんだなぁ~と実感。

まだ壊れているわけではないので、後日この中身をエミュレータ用イメージとして吸い出してあげようと思います。

元のオーナーが使っていたと思われる、めっちゃ古い株のソフトが入っているだけですが?

コンパクトフラッシュを使うためのパーツ

今回購入したパーツがこちら

今回の作業を行うために購入した、小さなパーツ 2点がこちら。

まずは、コンパクトフラッシュ⇒IDE 変換アダプタ『CFIDE-401LA』。

PC-9821Cx では 40PIN オスタイプのアダプタでOKなので、こちらを購入しました。

そしてこのアダプタへ接続するための電源ケーブルとして、ainexの電源変換ケーブル『WA-076B』も購入。

2つ合わせても 1000円ちょっとなので、お手頃価格ですね?

CF-IDE変換アダプタの接続方法

CF-IDE変換アダプタ

内蔵されていた固定ディスクに接続されていた 2本のケーブルは、取り外してそのまま利用するため、先に埃を取り除いておきました。

手前側の白い部分にはコンパクトフラッシュを差し込みます。

中間にある「MASTER/SLAVE」切り替えジャンパ・スイッチは、変更せずこのままでOK。

CF-IDE変換アダプタに、HDDに接続されていたIDEケーブルを接続

黒い部分が IDEケーブルの接続場所。IDEケーブルの固定ディスクに接続されていた側をここに差し込みます。

接続方法の説明に関しては写真付きの方がわかりやすいと考え、写真を撮って加筆修正しました。

裏側には電源ケーブルを差し込む

次は裏側。こちらは電源ケーブルを差し込む場所があるだけなのでシンプルですね。

今回購入した電源変換ケーブルと、HDDに接続されていた電源ケーブルを接続

電源ケーブルの固定ディスクに接続されていた側と、今回購入した電源変換ケーブルを接続し、その終端を CF-IDE変換アダプタへ接続すれば準備OK♪

後はIDEケーブルと電源ケーブルをマザーボードに差し込むだけ

あとはマザーボードに電源ケーブルと IDEケーブルを差し込めば完了です。それほど難しい作業ではないですね♪

デジカメで使っていた古いCFでテスト

実際に仮接続してみたらこんな感じ。テストでセットしたコンパクトフラッシュは16MBのもので、昔デジカメで使っていたものです。

先ほどまでセットしていた 4GB のことは一旦忘れて下さい。後から追加した写真のため、最初にこの記事を書いたときはまだ手元になかった物です?

それでは、ちゃんと認識されるかどうか、フロッピーからMS-DOSを起動させて確認してみるとしましょうか~。

MS-DOSで認識成功!

MS-DOSでHDDとして認識されました

昔作った起動用フロッピーを使って、MS-DOS 6.2を起動。

そこに入っていたフォーマットコマンドで、コンパクトフラッシュが固定ディスクとして認識されているかどうかを確認します。

MS-DOSのプロンプトから FORMAT /H と入力してリターンキーで、上写真のフォーマットコマンドメニューが起動します。

画面右上、接続状況の枠に固定ディスクと表示されていますね。どうやら問題無くコンパクトフラッシュを認識してくれたみたいです。よかったぁ~?

あれ?容量がおかしい?

古いCFのせいか容量を誤認しています

じゃ、一度初期化してみようかな。ってことで「初期化」を選択。

ここで画面をよく確認してみると、サイズの部分に違和感。あれ?このコンパクトフラッシュ、16MBしか無いんだけど~? 21MBになってますぜ。

よくわからないけどとりあえず初期化実行!処理自体は普通に終わりました。

15MBの領域を確保したらフォーマット成功

続いて「領域確保」。やはり表記は 21MB となっています。試しにこのまま処理を進めてみたところ、途中で先へ進まなくなってしまうというトラブル発生!

やはり容量を誤認している影響かも~。それなら実用量から 1MBマイナスした 15MBで領域確保したらどうなるだろう?ってことで実験開始。

すると今度は問題無く処理終了。こればかりはカードが古すぎるせいかもしれませんね。

環境構築用に4GBのCFを購入

新たに購入した4GBのCFをセット

とりあえずコンパクトフラッシュを認識できるということはわかったので、日を改めて 4GBのカードを2枚購入しました。これが先ほど出てきた 4GB のものです。

1枚は本体内蔵用、もう1枚はバックアップ用にする予定。いつの間にか中身が消えていたら大変ですからねぇ? 定期的にまるごとバックアップしておかなければ~♪

といったところで今回はおしまい。固定ディスクの代わりとなるコンパクトフラッシュ変換アダプタの取り付けと認識は成功しました。

次回は 4GBの コンパクトフラッシュをフォーマットして、MS-DOSをインストールしてみたいと思います。お楽しみに~♪

最後におまけ

フロッピーからCFへファイルコピーしている様子を動画撮影してみました。

フロントカバーを外した状態なので、FDDの動きも見えますね~♪

ファイラー「HF」でコピーしたので、ビープ音も混じってます。

懐かしいフロッピーの読み込み音をお楽しみくださ~い?

PC-9821Cx を所有されている方にお願い!

ジャンク品相当で手に入れた本体のため付属品を一切持っておらず、HDDの中にはキャンビー付属のソフトが一切入っていません。

リカバリーディスクなどをお持ちの方、もしいらっしゃいましたらぜひご一報いただけませんか?どうぞよろしくお願い致します。

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