約1年も放置してしまっていた
PC-9821Cx 再構築プロジェクトが再開!
リアルの仕事が忙しくなった影響もあり
なかなか作業を進められませんでしたが
必要な道具もいい感じに揃ってきたので
最近少しずつ作業を再開しています♪
今回はかなり前に力尽きている電池の交換!
新品に変えればメモリスイッチが保持され
内蔵時計もリセットされなくなります。
元気なキャンビー君に戻してあげましょう?
まずは電池を外す準備から
それでは電池交換作業を始めましょう。
最初に本体のケースを外して
上記写真のような中身丸見え状態にします。
写真左下がフロッピードライブ、
左上がCD-ROMドライブですね。
電池がセットされているのは右下。
ここは拡張スロットの場所です。
本体裏側から拡張スロットを撮影した写真。
スロットのカバーが一部曲がったりしていて
かなりヒドイ状態ではありますが?
カバー2つと一番下の標準TVボードを
全て外してしまいましょう。
電池発見!
拡張スロット部がフルオープンになると
アナログRGB端子の裏に電池を発見!
今のマザーボードはボタン電池なので
新品電池の入手&交換はとても簡単。
でもこの時代はちょっと特殊なので
簡単には手に入らないんですよねぇ?
電池交換作業は簡単です
標準で接続されていた電池は
SANYO製のML2430というもの。
リード線とコネクタが付いていて
普通に手に入れるのはかなり難しい一品。
困った時はオークション!ってことで
早速調べてみたら互換電池が出てきました。
同じコネクタが付いているタイプを探して
送料込み 1,800円ほどで落札成功!
既に力尽きている電池がこちら。
こちらが今回手に入れた互換電池。
裏には同じように両面テープが付いています。
今回購入したこちらの互換電池は
PC-98で動作確認されているものなので
安心して使う事ができます♪
あとは元々の電池と同じように接続し
両面テープで固定すれば電池交換完了です♪
外して取り替えるだけなので簡単ですね?
これで時計やメモリスイッチなどが
正しく維持されるようになるので
HELPキーを押しながら電源ONで起動させ
システムセットアップメニューを開きます。
メモリスイッチを保持!
これまでは電池がダメになっていた影響で
内蔵の時計やディップスイッチの状態が
電源ONの度に初期化されていました。
でも今回の電池交換でそれらは解消!
ということで早速本体設定を変えます。
ディップスイッチ2の中にある
メモリスイッチの項目を「保持する」に。
ここをセットしてトップメニューに戻り
終了で再起動すれば有効になります。
あとは MS-DOS などで日付と時刻を
セットしてあげれば解決ですね♪
電池交換して復活したキャンビー君。
次回からいよいよ CF に環境を構築!
MS-DOS 3バージョンを1つのCFに
インストールしていきますよ。
どうぞお楽しみに~?
おまけ
今回の作業中に拡張スロットから外した
キャンビー君標準装備のテレビボード。
発売当時はこのボードにアンテナ線を接続し
本体付属のアプリケーションを使って
テレビを楽しむことができたみたいですね。
中古で手に入れた我が家のキャンビー君は
付属品など一切無しの状態だったので
ちょっと見てみたかったな~。
誰か PC-9821Cx のインストールCD を
持っている方いませんか~!?
ということで…
PC-9821Cx 付属CDを探しています!
ジャンク品相当で手に入れた本体のため
付属品のCD-ROMなどが手元に無く
HDDにも付属ソフトは一切ありません。
システムインストールディスク
アプリケーションディスクなど
お持ちの方がいましたらぜひご一報を!
どうぞよろしくお願い致します。
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