毎日、メインブログの記事準備に時間がかかっているため、なかなかこちらのブログの記事を作成できませんでしたが、ようやく1つ準備できたので公開したいと思います。
過去の名機「VAIO PCG-C1VR/BP」の古くて遅いハードディスクをSSDに取り替えて、少しはスピードアップするのかどうかを試す企画の第2回目。
今回は色々と神経を使う本体の分解作業。遂にハードディスクを取り外してSSDを装着しますよ。少しでもいいから速くなってほしいものです☆
分解開始!少しずつ中身が見えてきます
それではハードディスク交換大作戦を始めるとしますか!前回の記事で行った分解準備に引き続き、以下の手順で進めていけばOKですよ。
なお、分解作業は自己責任ですよ!当然ですが失敗しても何も保証はできません。もし同じように試してみるという場合は、一つ一つ焦らずゆっくり慎重に進めていきましょう。
キーボードを取り外す
前回の準備作業で行った本体裏側のネジ外しを済ませた状態で、キーボード下部の左右にある切り欠き部分にマイナスドライバーを差し込んであげると
簡単にキーボードの基盤が持ち上がるので、一度そのまま裏返します。
こんな感じになりました。キーボード裏側にあるスティックポインタの基盤から伸びている細いフラットケーブルと、幅広い綠色のケーブルが本体のマザーボードのコネクタに装着されていますね。
ケーブルの装着されているコネクタから、3本のケーブル全てを外します。コネクタの両サイドをマイナスドライバーなどでちょこっと持ち上げてやると、ケーブルが外せるようになります。
見事にキーボード基盤が外れました。ケーブルが破損してしまわないよう、取り外す際はゆっくり慎重に作業しましょう。この時ではないですが、ちょっとだけ苦い経験があります?
中間のカバーを外します
次に現れたのはハードディスクなどを覆っているカバー。ここの右端には「お客様がラベルを剥がされた場合、無償修理対象外となります。」と書かれたシールがあります。
もう何度も剥がしているうえ、保証期間なんてとっくの昔に切れているので関係なし!ペリペリっと剥がしてその下にあるネジを外します。
次はカバーの上部。電源スイッチなどを使うためのフラットケーブルがあるので、先ほどと同じ要領で外しておきます。
ついでに、その上にあるネジも外してくださいね。
最後は左下のPCカードスロット近くにあるネジを外せば準備完了!
簡単にカバーを外すことができました。これでハードディスクを覆う物は無くなりましたよ。あともう少し!
ハードディスクを取り外そう!
カバーが外れるとこんな感じで本体の中身が丸見えになります。右側に目的のハードディスクが姿を現しましたね。
4か所のネジと、ハードディスクをベルトのように覆っているフラットケーブルを外してあげれば取り外しができるようになります。
最後にハードディスクに接続されている IDEケーブルを外せば取り外し完了!
SSDに取り替えて本体に戻す
ハードディスクの両サイドに取り付けられているマウンターも外せば、元々使っていたハードディスクは自由の身!外付けのUSBハードディスクケースにでも入れてあげれば、普通に大容量メディアとして使えます。
外された IDEケーブル。今度はこのケーブルを SSDに接続しますよ♪
TranscendのSSDをゲットしました
今回の企画を実施するために、オークションサイトで見つけた SSDはこちら。最初は SATAをIDEに変換する形でやろうかなと思ったのですが、最初からIDEタイプのSSDならその手間もないので楽ですよね。
ノートPCはスペースも余裕が無いので、無難にこのタイプにしました。しかも今回はかなり格安で手に入れることができたのでラッキー!
マウンターを装着してIDEケーブル接続
ハードディスクの両サイドに付いていたマウンターを、今度は SSDの両サイドにセットします。その後、IDEケーブルを接続しましょう!
元の位置にセットしたところ。あとは4本のネジを元に戻してフラットケーブルも差し込んであげれば、SSDの装着は完了です。
あとは外すときと逆の手順でカバー、ケーブル、ネジを元に戻していきます。作業の中で一番気を付けるのはフラットケーブル。接触する部分がとても破損しやすいので、やさしく丁寧に扱う必要があります。
実際に作業途中で失敗し、一度ケーブルを破損させてしまったことがあるので、もう二度と失敗しないよう何度も自分に言い聞かせております?
大変な交換作業もひとまず終了!次回はこの SSDに C1VRの初期OS、Windows Meをインストールしてみたいと思います。どうぞお楽しみに~?
コメント